プロモーションは変わるのか?

新年早々、芸能界が賑やかですね。

紙媒体はオワコンと言われて久しいものの、今回の週刊文春のスクープが発端になったゲス騒動のように、ネットで先行してスクープをバラし→詳細は本誌で! というやり方は、うまく本誌の購買につながったようなので、今後もこの手のものは、ネット×紙媒体を組み合わせた新しいプロモーションとして確立していくのかなと、興味深く静観中。

ちなみにゲスの極み乙女。はアルバム発売も控えていたのに、スキャンダルのせいで大したプロモーションもできなかったので、アルバムの売上(初動)がどうなるのか、別の意味で興味あり。

プロモをしなくても、ある意味壮大なプロモーションになった騒動のおかげで、少なくとも認知度は幅広い層に浸透したはずなので、地道なプロモーションなんて吹き飛んじゃうほど異様な数が動くのか、意外とみんな冷静なもの(=もともとの想定数止まり)なのかどうか。


そして、連日大騒ぎのSMAPも。

生放送でのドラマの番宣も、渦中のことには触れなかったらしいけど(そりゃそうか)。

まあ、台本通りに進むドラマは、生放送と違ってもしかしたら(解散の件について)何かあるかも…って期待はできないので、そういうのを望む層は稼働しないんだろうけども。

地道にプロモーションするよりも大きなネタが持ち上がったので、平常時とは到底比較にはならないとは思うものの、あまりプロモーションしない(できない)→それでも数字は上がるって結果が出れば、今後、同局の別番組でドラマの出演者が、数秒だけちょろっと「●月●日●時から新番組スタートします。見てね!」とだけ言って終わる番宣はなくなっていくのかなと。

個人的には、とってつけたように番組の終わりにバタバタと番宣するドラマの出演者を見るよりも、ちゃんと別にドラマの宣伝の時間を設けたり、ドラマのダイジェストを放送して興味を惹かせるプロモーションの方が好き。


そして、ゲスの極み乙女。のアルバム 購入&ライブ申し込みはちゃっかりしました。
今後どうなるんだろうね?

目覚まし以上の効果

春眠でなくとも、冬眠でなくとも、朝決まった時間に起きることがとてつもなく苦手。

 
20年近く社会人やってて、苦手も何もないんだけども。
 
覚醒間際のうとうとしていたところに、まったく、これっぽっちも、考えていなかった予期せぬことを言われると、人間ってどんなに眠くても目が覚めるものなんだと。発見。発覚。実験完了。
 
 
で、結局SMAPって、解散するの?
 
 
 

プロとアマチュア

学生時代、音楽と生活が等しくなるほどのめり込んでいたころに、漠然とプロに憧れたことがある。

自分が、あまたいるプロ志望のなかで、どのくらいのレベルなのかも知ろうともせず、まずは音大に入ればいいのか、または留学すればいいのかと、インターネットもない時代、本を読んだり、レッスンに通ったりして、情報収集をしただけで、一歩近づいた気持ちになっていたあのころ。


自分なんかより遥かに上手くて、たくさんの音楽を聴き、たくさんのライブをこなしていた同期に

 
「プロってなんだと思う?」
 
と、何を期待するでもなく、でも周りにいた誰よりも音楽と近い関係にある彼の言うことなら、きっと本質に近い答えが返ってくるんじゃないか、くらいの思いを潜めて訊ねてみたら、
 
「お金が稼げる人」
 
というシンプルな答えが返ってきた。
 
「え? お金?」
 
「そうお金」
 
どんなにテクニックがあろうが、どんなにテクニックがなかろうが、お金が稼げる人がプロで、それ以外はみんなアマチュアだと。
 
もやもやと言葉にならない気持ちが残ったけれど、それに反論できるだけの答えも持っていなく。
 
ぶっちゃけ、プロより上手いアマチュアはいる。
では、アマチュアとプロとは何が違うのかと訊ねられたら、それで生活が成り立つほど金銭を得ているかどうか、という以外に明解な答えにはまだ出会ってはいない。
あれから20年以上も経っているというのに。
 
卒業して十数年後、トラ(エキストラ)で知り合いのバンドの本番に乗ったときに、何回かギャラをもらったことがあるけれど、お給料でもらうお金とは価値が違いすぎて、何年も経っているのに、茶封筒のなかで眠ったまま使えないでいる。
 
毎月給料が入るいまの仕事の方が明らかにプロと言えるもののはずなのに、いまだに自分はこの仕事のプロですと胸を張って言えないのは、プロに対しての理想が高すぎるからなのだろうか。


そんなことをつらつらと思った成人の日。

新成人のみなさん、成人おめでとうございます。